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巨大山体彫刻 2018-12-28T16:30:11+00:00

山東省中南部に沂山と蒙山がある。濰坊と臨沂両市にまたがるのが沂蒙山、沂山は山岳崇拝「五岳五鎮」の「五鎮」の筆頭。蒙山の主峰は亀蒙頂で海抜が1156メートル、山東省第二の高峰である。蒙山の一峰が「寿星」の人形に彫刻され、世界最大の山体彫刻としてギネスブックに登録された。

そのほか、「書聖」と仰がれた王羲之の故居もある。羲之は東晋の307年、当時は「琅邪」と呼ばれていた臨沂に生まれた。字は逸少。その生家は「琅邪の王氏」と呼ばれるほど、地元で名の知れた名家であった。後世の書人に及ぼした影響は絶大、その書は日本においても奈良時代から手本とされている。

代表都市

臨沂

臨沂の名は沂河から由来する。古くは瑯琊、沂州と呼ばれ、中華文明発祥地の重要な一つである。臨沂地方は悠久の歴史をもち、旧石器時代の文化遺産や中国の古代文献にも登場する多くの国と大都市の記録は、古代経済発展のメルクマールとなっている。臨沂市は、銀雀山漢墓竹簡博物館に所蔵されている漢代の帛画(はくが:絹地に描いた絵)や『孫子の兵法』『孫臏兵法』でも有名。王羲之故居では、王羲之の生涯、筆跡、拓本が展示され、その他、歴史上の著名人の故実、ユニークな形をした晋墓もある。

見どころ

沂水地下大峡谷

洞穴の長さは全長6100メートル。地下水脈をゴムボートで巡るアトラクションが大人気である。

地下蛍光湖

洞穴の全長は1200メートル。2億3000万年前から6500万年前に形成された。鍾乳洞、奇石、蛍を見学することができる。この洞穴にいる蛍は暗く湿気のある場所でしか生息できない。数千の蛍の光が描き出す夜空の星々のような景観はまさに圧巻。ニュージーランド・ワイトモ鍾乳洞と並ぶ、アジア一の地下蛍光湖である。

王羲之旧居

王羲之旧居は古典庭園式建築。幼年時代、王羲之は漢字を練習しては傍にある池で硯を洗い流していた。その後長い時間を経て池の水が黒色に濁ったことから、親しみを込めて「洗硯池」と呼ばれている。洗硯池の北側約10メートルには、王家の人々が本をよく干していたと言われる高さ2メートルの台がある。

諸葛亮孔明文化観光景勝地

諸葛亮文化観光景勝地は臥龍山の東側に位置し、北側は自然豊かで清らかな川が流れ、風光明媚、形状異なる奇石が至る所にある。南側は「智聖」諸葛亮公明の生涯が紹介されている。漢時代の建築様式を模して建てられた。

グルメ

臨沂ひき割りスープ

临沂糁 [línyí sǎn]

ひき割りスープは臨沂地方の伝統的な料理である。脂肪分が多いが脂っこくなく、さっぱりとした口当たり。リウマチの苦痛を和らげ、寒気を除き、胃を強くすると言う。朝食に、熱々のひき割りスープをすするのは臨沂の伝統的な食習慣。牛肉スープ、羊肉スープ、鶏肉スープ、スッポンスープなど多種多様だが、一般的なのは「牛肉スープ」と「鶏肉スープ」、「スッポンスープ」は高級とされている。

中華熟梨

中华熟梨 [zhōnghuá shú lí]

臨沂中華熟梨は沂蒙山地方の伝統料理で500年以上の歴史がある。古くから伝わる調理法で煮込むその料理は、中国でも唯一無二と言われている。煮込んだ梨は、口に入れると甘い香りで、自然ととろける。痰の切れをよくし、体内の熱を下げ、肺を潤わせ咳を止める効き目がある。アルコールを分解し、体内の毒気を除去し、肝臓によい。利尿作用もある。また、のどの渇きや息切れにも効果がある。

沂蒙羊鍋

沂蒙大锅全羊

[yíméng dà guō quán yáng]

沂蒙羊鍋は、沂水の人々が最も愛するご当地グルメの一つである。主材料は、沂蒙特産品の黒山羊。この山羊は、運動量が多いので肉質も上々。野生動物特有の臭みは少なく、スープにするのに適している。肉、骨、内臓、蹄などをまとめて鍋に放り込み、十種類以上の天然香料を加えて、弱火で長時間ゆっくりと煮込む。スープは濃厚、味もよく、栄養価も豊富である。スープの中の羊肉は、「肉の中の朝鮮人参」と呼ばれている。

山東省の天気

おみやげ

臨沂徐公硯

臨沂徐公硯は山東省でも有名な硯の一つである。和端硯と並んで貴重な硯の一つと言われている。古くは唐、宋時代から、価値を認められた硯である。徐公硯は沂南県で採掘された鉱産物を原材料として、精選、成型、設計、彫刻、研磨、つや出し、箱入れ、包装の八つの工程を経て完成する。「中華第一の自然硯」として名高い。

臨沂八宝乾納豆

八宝乾納豆(大豆を発酵させて作ったもの乾納豆)、略称「豆豉」。130年の歴史がある。栄養豊富、香りも豊かで、味はすっきりしている。調味料、また薬材にも用いられている。

ホテル

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