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ジュラシック 2018-12-28T16:19:44+00:00

山東省中部に位置する諸城市は、恐竜化石で有名。諸城恐竜博物館は、恐竜をはじめいろいろな古生物の化石を収納、陳列している。また、山旺国家地質公園は中国唯一、しかも世界的にもほとんど例がない貴重な古生物遺跡である。

そのほか、昔の町並みをそのまま残した「青州千年古街」、殷商時代の青銅器や古銭が展示され、日本の遣唐使や円仁法師とゆかりの深いことで有名な「青州博物館」、八つの展示ホールに1000点以上の凧が展示されている「濰坊世界凧博物館」などがある。

代表都市

濰坊

濰坊は清の乾隆年間、「南に蘇州あれば、北に濰坊あり」と称えられ、歴史上にも名の知れた手工業都市である。凧の故郷とされ、凧、木版画の生産地として、現在では知らないものはいない。凧はまさに濰坊を象徴するもので、濰坊様式の凧は北京様式、天津様式と並び称されている。

濰坊の木版画は一種の民間版画で、故郷の香りのする純朴な表現は芸術的に高い評価を得ている。その中でも楊家埠木版画は評価が高く、中国三大民間版画の一つに名を連ねる。

その他、銀漆器、銅器、種の彫刻、布玩具など伝統工芸品も有名である。

見どころ

諸城恐竜博物館

中国北方最大の恐竜博物館である。建築面積は5400平方メートル、恐竜をはじめいろいろな古生物の化石を収納、陳列、研究している。中生代白亜紀時代の恐竜の生態を復元することで、諸城エリアの恐竜の生態と絶滅までの過程を再現している。専門家から「恐竜生態世界」と呼ばれている。

山旺国家地質公園と古生物化石博物館

1800万年前の山旺古生物化石群は、世界にもほとんど例にない、貴重な古生物遺跡である。発見された化石は全部で600種類以上。科学研究、歴史調査、修学旅行でもよく利用されている。

青州千年古街

青州の旧城内に敷かれた石畳、静かで落ち着いた雰囲気、昔のままの街並みをそのまま残している。華東で最も古いイスラム教寺院「清真寺」には、信徒が一日に5回礼拝に訪れている。

濰坊市世界凧博物館

八つのホールには、中国を始め世界から集められた1000点以上の美しい凧が展示されている。館内では凧に関する300あまりの写真や絵などにより、世界各国の凧の系統とその特色を知ることができる。目下、世界史上最大で最も専門的な凧博物館である。

青州博物館

青州博物館は中国100大博物館の中でも唯一の県レベル級の博物館である。館内の所蔵品は4万を数える。

グルメ

濰坊朝天鍋

潍坊朝天锅 [wéifāng cháotiān guō]

濰坊朝天鍋は、清の乾隆年間の大衆朝市を起源とする。当時の濰県では朝市に出店する農民たちは温かいご飯にありつけなかった。それを不憫に思った人が、市場で人がたくさん集まるところに大きな鍋を据え付け、温かい料理を提供した。鍋に蓋がなかったことから、人々はこれを「朝天鍋(天に突き抜けた鍋)」と呼んだ。豚肉、肉団子、干し豆腐など沸騰したスープでトロトロになるまで煮込み、軽くかき混ぜ、パクチーと醤油で食べる。薄い切り餅は自由に使ってよい。要望があれば、コックが羊や豚の臓物などを切り分け、切り餅の上にのせ、塩をまぶし、筒状に巻いてから、お客のお皿にのせてくれる。

濰坊中華風焼きパン

潍坊火烧 [wéifāng huǒshāo]

濰坊の中華風焼きパンは何種類もあり、「切り焼きパン」「ちりとり焼きパン」「梭(ひ:シャトル)焼きパン」「鉄棒焼きパン」「バター焼きパン」などがある。「鉄棒焼きパン」の表面は硬く、手では上手に千切れず、木の棒で押し付けて平たくしてから食べたことから、この名前がついた。もっとも人気があるのが、濰坊肉焼きパン。見た目は肉団子のようだがとても美味しく、その中でも「城隍廟肉焼きパン」が有名である。

密州ダック

密州烤鸭 [mì zhōu kǎoyā]

諸城密州ダックは清宮掛炉製法(アヒルをつり下げて炙り肉を作る土製の炉)で、果樹の薪を使って燻製焼きにする本場のローストダックである。ダックにつけるタレ、調味料、餅皮(カオヤーピン)の生産地は北京ダックと同じ。密州ダックは、天津のアヒルを精選し、棗、りんごなどの果樹木を使って燻製焼きにする。皮はパリパリで中身はしっとり柔らかい。北京ダックと同じく特性の餅皮(カオヤーピン)に、ネギやキュウリ、甜麵醬など十種類の薬味や調味料をのせ、巻いて食べる。口あたりはあっさりしていて美味。来客をもてなす時の高級料理である。

ニワトリとアヒルの和楽

鸡鸭和乐 [jī yā hé lè]

山東濰坊の伝統料理である。山西、陜西地方から、北京、濰坊に伝わり、「河漏」から変化した食べものと言われている。「河漏」とは、そば粉またはコウリャンの粉、トウモロコシの粉をこね、〔饸饹hele床子(箱の底板に小さな穴をあけたもの)〕から煮立っている鍋の中へ押し出して作った農家の家庭料理である。濰坊の人々は改良に改良を重ね、そば粉の代わりに小麦粉を使ったり、鶏肉やアヒル肉(目を見張る組み合わせ!)にニガリを加えて調理した。「饸饹hele」と「和楽hele(仲睦まじい様子)」が同じ発音であることから、「ニワトリとアヒルの和楽」と名付けられ、味はもちろんのこと、名でも、山東の人々を和ませた。

山東省の天気

おみやげ

濰坊凧

2006年5月、濰坊凧は国家無形文化財に登録された。濰坊は世界凧文化交流の中心地であり、世界各国の人々から「凧の故郷」と称えられている。

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