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水滸伝 2018-12-28T16:18:18+00:00

中国四大古典小説(『西遊記』『三国演義』『金瓶梅』『水滸伝』)の一つ『水滸伝』。梁山、東平、陽谷などの地名は、小説内にも登場する。宋江を中心とする108人の英雄豪傑が梁山泊に集まり、強気をくじいて弱気を助ける物語。舞台は山東省西部の魯西平原、黄河の南岸、東平湖の南西に起伏する梁山一帯の丘陵地帯である。

民間で語り伝えられ、講談師によって取り上げられるうち、次第に構成が複雑化、登場人物も72人増えて108人となった。元末明初、羅貫中が協力、施耐庵がまとめたとされている。

代表都市

梁山

梁山泊がある済寧市梁山県は済寧市の西北の外れにある。地元では「梁山泊」とは言わない。「水泊梁山」である。昔は「梁山」ではなく「良山」と呼んでいたらしい。五代から宋の時代にかけて黄河の堤防がたびたび決壊し、そのたびに梁山は洪水にまみれた。つまり、梁山泊は水郷地帯であった。円仁の『入唐求法巡礼行記』を読むと、唐代の山東省一帯はまだ豊かな森林に恵まれていたことがわかる(宋代の復元地図では、現在の東平湖が地図では何倍にも大きく描かれている)。こうした自然環境の上に、中国四大奇書の一つといわれる『水滸伝』が成り立った。

この壮大なフィクションの成立は元末、もしくは明初の頃とされ、作者も羅貫中あるいは施耐庵と議論は分かれている。確かなことは北宋の徽宗の宣和年間(1119〜1125)の頃に、華北地方を荒らしまわった「宋江三十六人」という盗賊団が実際にいたことで『水滸伝』は「宋江三十六人」の話に何百年もかかってタップリの尾鰭がつき、滋味豊かな一大ロマン小説へと成長を遂げた。

見どころ

東平県東平湖景勝区

『水滸伝』にも記述のある八百里水泊(『水滸伝』とは「水のほとりの物語」という意味)。東平湖はその八百里水泊の一部で、山東省内の第二の淡水湖である。三方を山に囲まれており、風光明媚なその自然景観は、訪れる人々を魅了している。またの名を「小洞庭」と言う。山東省済南の給水源でもあり、また黄河の氾濫を防ぐ役割も備えている。区内には、東平水滸伝撮影所(東方のハリウッド)、六工山水滸大要塞(世界第一の要塞)、戴村ダム(世界第一のダム)、腊山(国家森林公園)、白仏山(国家重要文化財保護地)、稲屯洼湿地公園(国家都市湿地公園)等、大小あわせて計273箇所もの見どころがある。

梁山観光景勝地

梁山は中国古典文学の名著『水滸伝』の発祥の地である。農民一揆を主題にしたテーマパークとなっている。

水滸好漢城

水滸好漢城(独特な魅力を放つ明清時代の古建築群)は宋江武校での武術修学旅行、伝統武術の絶技パフォーマンスと水滸の民族風情の展示を合わせた総合テーマパークである。

景陽岡観光地

景陽岡観光地は『水滸伝』の中で描かれた、武松が虎を退治した所である。物語を再現し、小説の雰囲気を体験することができる。また、龍山文化城遺跡であり、水滸観光の重要なみどころの一つとなっている。

獅子楼観光地

陽谷古城を中心とした1000年前の宋代建築であり、武松が西門慶を殺したところとしてよく知られている。観光の中心は獅子楼と獅子楼観光城の二つの部分となっている。ユネスコによって「世界有数の酒楼」と呼ばれている。

グルメ

呱嗒

呱嗒 [guā da]

呱嗒は、聯城市東昌府区の伝統料理で、沙鎮呱嗒がもっとも有名。聯城沙鎮呱嗒は中華風焼きパンで、具は肉、卵、肉と卵のミックスなど数種類。お湯か水を小麦粉にふりかけて伸ばし、生地を作る。その季節にあった具を選んで包み込み、両端を手でしっかりとじたら、油でこんがり焼き上げる。こうばしい香りでとても美味。

朝城水餃子

朝城水饺 [cháo chéng shuǐjiǎo]

朝城水餃子は400年の歴史がある。明代両京尚書の江東が皇居に取り入れたことから始まる。聯城莘県を訪れたら、まずは朝城に行って水餃子を食べる。朝城水餃子は皮が薄く柔らかい。ある詩歌で「武陽の水餃子が皇居に取り入れられた。皇帝はこの水餃子を絶賛し、全国の人々が知るところとなった。これも皆、持ち込んだ武陽のおかげである。」と賞賛されている。

堠堌鶏の燻製

堠堌熏鸡 [hòu gù xūn jī]

堠堌鶏の燻製は伝統的な宮廷料理で、600年以上の歴史がある。20種類以上の天然香辛料で味付けする。赤褐色の輝きで見る者の目を奪う。口に入れると香りが広がり、噛むと味がとろけだす。

山東省の天気

おみやげ

東阿膠(にかわ)

東阿にかわは滋養強壮の効果がある。3000年以上の歴史があり、早くは『神農本草経』にも記載されている。漢唐から明清時代に到るまで皇家への献上品であった。東阿にかわは増血効果があり、免疫力を高め、陰虚証の治療にも役立つ。美容美顔効果もあり、滋養漢方の筆頭と言われている。

武大兄蒸しパン

北宋景佑年間にはすでに「炊餅」と呼ばれ、人々に親しまれていた。中国三大古典の『水滸伝』や『金瓶梅』にも登場する。辛子味、塩味、甘い味、チョコレート味、バター味、食感はサクサクで食欲をそそる。

ホテル

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