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戦国七雄 2018-12-29T06:48:18+00:00

淄博は春秋戦国七雄の一つ「斉国」の都。歴史は古く、市内に新石器時代の大汶口、龍山両文化の遺跡、殷を滅ぼすのに大功あったとして太公望呂尚が封ぜられた営邱は、現在の淄博市臨淄区である。それ以後、臨淄は周、戦国時代を通じて斉の国都となり、秦に滅ぼされるまで630年間、中国東部の政治、経済、文化の中心地として栄えた。

2500年前、馬好きの斉国の景公のために築かれた屈指の殉馬坑「斉景公殉馬坑」、明清代に絹の集積地として栄え、時の皇帝から「天下第一村」の称号を賜った「周村古商城」、2000年前、斉時代の殉車馬坑を中心とした車の博物館「淄博古車博物館」など、みどころがたくさんある。

代表都市

淄博

淄博は青島魯国(今の山東省)に位置する。東部臨淄は800年以上の歴史をもつ斉国の首都であった。斉文化発祥の地、国家歴史文化都市。清代の重要な商業都市、中国古代シルクロードのスタート地点の一つである。

北部には美しい湖と河、南部には魯山と原山国家森林公園そして数十キロにわたって続く鍾乳洞があり、中部には清代の文学者『聊斎志異』を書いた蒲松齢の故郷、西部の周村は、近年有名な中国ドラマ『旱碼頭』のロケ地でもある。

また、FIFA(国際サッカー連盟)も認定している、サッカー発祥の地でもある。

陶磁器の都としても有名で、五大陶磁器都市の一つとされる。高級陶磁器、彫刻磁器、内画(ガラス・めのうなど透明な器物の内側に描いた絵)などの工芸美術品も秀逸である。

見どころ

悠久な斉の文化は、中華伝統文化の発展史上、最も重要で不可欠な要素の一つであり、東西の二大文化圏により形成されている。東部文化圏は、現在の山東省を中心に、延いては遼東半島、蘇(そ:江蘇省)北淮河(わいが)下流、豫(よ:河南省の別称)東、冀(き:河北省の別称)東南までを含む広大な地域を含む。これらは物資文化と精神文化の諸要素が、程度こそ異なれ、凝縮されることによって構成された文化圏である。西部文化圏は黄河中流地域である。姜太公(=呂尚りょしょう=太公望:斉の始祖)は、斉の地を封じて後、この二つの文化圏を有機的に融合させ、新しい斉の文化を創り出した。深淵なる斉の文化は、やがて、中国伝統文化の重要な構成要素となった。

斉国歴史博物館

出土遺物の質がとても高い。斉の春秋時代から漢代までの重要文物を集中展示している。国宝クラスのものも多数含まれている。文物収蔵、展覧、保護、研究、教育、レジャー機能を一体化した総合博物館である。

斉景公殉馬坑

外観は倉庫程度にしか見えない展示館であるため、中に入ってその落差の大きさに驚く。殉馬100頭以上の全身骨が一糸乱れず整然と並んでいる。殉馬坑は、馬や犬を収集したことで知られる春秋後期の斉の景公の墓に付随する形で造られている。発掘された600頭のうち106頭を発掘当時のまま展示。古代、馬の数は国力を示し、数百頭の健康な馬を生きたまま埋葬した栄華が偲ばれる。

淄博古車博物館

2000年前、斉時代の殉車馬坑を中心とした「車」の博物館。1990年道路工事中に偶然発掘された。全長32メートル、幅5メートルの第一坑には戦車10輌と32頭の殉馬が整然と並んでいる。

管仲記念館

管仲記念館は2004年9月16日に建てられ、一般公開された。記念館は館区と園区の二つで構成され、館区内には一つの広間、一つの祠(ほこら)、一つの墓があり、中国の宰相館も併設されている。

周村古商城

周村古商城は周村城区西部に位置する古い歴史を持つ商業施設であり、明の永楽年間に建てられた。中国古建築保護委員会の専門家に「古(いにしえ)をおもわせる商業建築博物館群」と讃えられている。

グルメ

石蛙水餃子

石蛤蟆水饺 [shí hámá shuǐjiǎo]

石蛙餃子は淄博博山の伝統料理である。1930年代初め、博山の石璞所が石蛙餃子(※ブランド名というだけで、実際に蛙の肉を使っているわけではない)と名付けた。形は馬蹄銀のようで具だくさん。肉もたくさん詰まっているが、脂っこくなく、香り豊かで美味しい。水餃子を食べるときは、たいていスープがついてくる(餃子湯、醤油、酢、胡椒、香菜やネギなどで作られる)。素材の味を十分に活かした、地産地消のご当地グルメの一つである。

周村焼餅

周村烧饼 [zhōu cūn shāobǐng]

周村は、小麦粉を発酵させて薄く延ばし、油またはゴマ油のかすや砂糖などを塗り、ぐるぐる巻いてから適当な大きさにちぎって円形に整えて天火(オーブン)で焼き上げた食品。秋の葉っぱのように薄く、満月のように丸く、パリパリしていて、一旦口にするとやめられない。

博山とろみあんかけ

博山烩菜 [bó shān huì cài]

博山あんかけは、魚の浮き袋、肉団子、干し豆腐、油で揚げた肉、キクラゲなどの具が、だくさん盛り付けられ、スープはコクがあって美味しい。スープと中身を小さなお椀に掬って同時に食べたり、大鍋から具をとりわけて最後にスープを飲んだりする。一匙掬えば、さまざまな味を楽しむことができる。正統派ご当地グルメである。

淄博豆腐箱

淄博豆腐箱 [zībó dòufu xiāng]

淄博豆腐箱は「魯西料理」系の山東博山の伝統料理のご当地グルメである。主な原材料は豆腐。別称「山東豆腐箱」「斉国豆腐箱」清の乾隆帝が巡行で博山を訪れた折に豆腐箱を食し、そのあまりの上手さに言葉を失ったと言い伝えられている。外の皮は弾力があり、中は柔らかい。口に入れると香りが一瞬にして広がり一度食べたらやめられない。博山地方の各家庭やレストランで最もよく出されるメニューの一つとなっている。各家庭やレストランによって味と形は微妙に異なる。

山東省の天気

おみやげ

淄博琉璃

赤、緑、紺、紫色に光り輝く中国琉璃。瑠璃を使って作れられる手工芸品は、琉璃装飾品、腕輪、ネックレスなど。博山琉璃が有名である。

魯青磁

魯青磁は、世界四大青磁に数えられる。宋代にはすでに原型となる作品が認められる。1972年頃にそのスタイルが確立したとされ、1982年にドイツ・ミュンヘンで行われた第34回博覧会で金賞を獲得した。中国で初めて国際的な評価を得た陶磁器である。

ホテル

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