水滸伝発祥の地

中国四大古典小説(『西遊記』『三国演義』『金瓶梅』『水滸伝』)の一つ『水滸伝』。梁山、東平、陽谷などの地名は、小説内にも登場する。宋江を中心とする108人の英雄豪傑が梁山泊に集まり、強気をくじいて弱気を助ける物語。舞台は山東省西部の魯西平原、黄河の南岸、東平湖の南西に起伏する梁山一帯の丘陵地帯である。

民間で語り伝えられ、講談師によって取り上げられるうち、次第に構成が複雑化、登場人物も72人増えて108人となった。元末明初、羅貫中が協力、施耐庵がまとめたとされている。

代表都市
梁山

梁山泊がある済寧市梁山県は済寧市の西北の外れにある。地元では「梁山泊」とは言わない。「水泊梁山」である。昔は「梁山」ではなく「良山」と呼んでいたらしい。五代から宋の時代にかけて黄河の堤防がたびたび決壊し、そのたびに梁山は洪水にまみれた。つまり、梁山泊は水郷地帯であった。円仁の『入唐求法巡礼行記』を読むと、唐代の山東省一帯はまだ豊かな森林に恵まれていたことがわかる(宋代の復元地図では、現在の東平湖が地図では何倍にも大きく描かれている)。こうした自然環境の上に、中国四大奇書の一つといわれる『水滸伝』が成り立った。

見どころ
  • 東平県東平湖景勝区
    『水滸伝』にも記述のある八百里水泊(『水滸伝』とは「水のほとりの物語」という意味)。東平湖はその八百里水泊の一部で、山東省内の
  • 梁山観光景勝地
    梁山は中国古典文学の名著『水滸伝』の発祥の地である。農民一揆を主題にしたテーマパークとなっている。
  • 白仏山風景区
    白仏山は豊富の石窟仏像があります。大小仏像が全部で134体あり、隋窟、小唐窟、宋窟と露天造像の五部分に分けられています。洞窟内の阿弥陀仏の主像は高さ6.7mがあり、専門家に「中原隋代第一仏」と呼ばれています。
  • 景陽岡観光地
    景陽岡観光地は『水滸伝』の中で描かれた、武松が虎を退治した所である。物語を再現し、小説の雰囲気を体験することができる。また、龍山文化城遺跡であり、水滸観光の重要なみどころの一つとなっている。
  • 獅子楼観光地
    陽谷古城を中心とした1000年前の宋代建築であり、武松が西門慶を殺したところとしてよく知られている。観光の中心は獅子楼と獅子楼観光城の二つの部分となっている。ユネスコによって「世界有数の酒楼」と呼ばれている。
  • 水滸好漢城
    水滸好漢城(独特な魅力を放つ明清時代の古建築群)は宋江武校での武術修学旅行、伝統武術の絶技パフォーマンスと水滸の民族風情の展示を合わせた総合テーマパークである。
グルメ
  • 呱嗒
    呱嗒は、聯城市東昌府区の伝統料理で、沙鎮呱嗒がもっとも有名。聯城沙鎮呱嗒は中華風焼きパンで、具は肉、卵、肉と卵のミックスなど数種類。お湯か水を小麦粉にふりかけて伸ばし、生地を作る。その季節にあった具を選んで包み込み、両端を手でしっかりとじたら、油でこんがり焼き上げる。こうばしい香りでとても美味。
  • 朝城水餃子
    朝城水餃子は400年の歴史がある。明代両京尚書の江東が皇居に取り入れたことから始まる。聯城莘県を訪れたら、まずは朝城に行って水餃子を食べる。朝城水餃子は皮が薄く柔らかい。ある詩歌で「武陽の水餃子が皇居に取り入れられた。皇帝はこの水餃子を絶賛し、全国の人々が知るところとなった。これも皆、持ち込んだ武陽のおかげである。」と賞賛されている。
  • 堠堌鶏の燻製
    堠堌鶏の燻製は伝統的な宮廷料理で、600年以上の歴史がある。20種類以上の天然香辛料で味付けする。赤褐色の輝きで見る者の目を奪う。口に入れると香りが広がり、噛むと味がとろけだす。
おみやげ
  • 東阿膠(にかわ
    東阿にかわは滋養強壮の効果がある。3000年以上の歴史があり、早くは『神農本草経』にも記載されている。漢唐から明清時代に到るまで皇家への献上品であった。東阿にかわは増血効果があり、免疫力を高め、陰虚証の治療にも役立つ。美容美顔効果もあり、滋養漢方の筆頭と言われている。
  • 武大兄蒸しパン
    東阿にかわは滋養強壮の効果がある。3000年以上の歴史があり、早くは『神農本草経』にも記載されている。漢唐から明清時代に到るまで皇家への献上品であった。東阿にかわは増血効果があり、免疫力を高め、陰虚証の治療にも役立つ。美容美顔効果もあり、滋養漢方の筆頭と言われている。