恐竜化石博物館

山東省中部に位置する諸城市は、恐竜化石で有名。諸城恐竜博物館は、恐竜をはじめいろいろな古生物の化石を収納、陳列している。また、山旺国家地質公園は中国唯一、しかも世界的にもほとんど例がない貴重な古生物遺跡である。

そのほか、昔の町並みをそのまま残した「青州千年古街」、殷商時代の青銅器や古銭が展示され、日本の遣唐使や円仁法師とゆかりの深いことで有名な「青州博物館」、八つの展示ホールに1000点以上の凧が展示されている「濰坊世界凧博物館」などがある。

代表都市
濰坊

濰坊は清の乾隆年間、「南に蘇州あれば、北に濰坊あり」と称えられ、歴史上にも名の知れた手工業都市である。凧の故郷とされ、凧、木版画の生産地として、現在では知らないものはいない。凧はまさに濰坊を象徴するもので、濰坊様式の凧は北京様式、天津様式と並び称されている。

濰坊の木版画は一種の民間版画で、故郷の香りのする純朴な表現は芸術的に高い評価を得ている。その中でも楊家埠木版画は評価が高く、中国三大民間版画の一つに名を連ねる。

その他、銀漆器、銅器、種の彫刻、布玩具など伝統工芸品も有名である。

見どころ
見どころ
  • 濰坊朝天鍋
    濰坊朝天鍋は、清の乾隆年間の大衆朝市を起源とする。当時の濰県では朝市に出店する農民たちは温かいご飯にありつけなかった。それを不憫に思った人が、市場で人がたくさん集まるところに大きな鍋を据え付け、温かい料理を提供した。鍋に蓋がなかったことか
  • 濰坊中華風焼きパン
    濰坊の中華風焼きパンは何種類もあり、「切り焼きパン」「ちりとり焼きパン」「梭(ひ:シャトル)焼きパン」「鉄棒焼きパン」「バター焼きパン」などがある。「鉄棒焼きパン」の表面は硬く、手では上手に千切れず、木の棒で押し付けて平たくしてから食べたことから、この名前がついた。もっとも人気があるのが
  • 密州ダック
    諸城密州ダックは清宮掛炉製法(アヒルをつり下げて炙り肉を作る土製の炉)で、果樹の薪を使って燻製焼きにする本場のローストダックである。ダックにつけるタレ、調味料、餅皮(カオヤーピン)の生産地は北京ダックと同じ。密州ダックは、天津のアヒルを精選し、棗、りんごなどの果樹木を使って燻製焼きにする。皮はパリパリで中身はしっ
  • ニワトリとアヒルの和楽
    山東濰坊の伝統料理である。山西、陜西地方から、北京、濰坊に伝わり、「河漏」から変化した食べものと言われている。「河漏」とは、そば粉またはコウリャンの粉、トウモロコシの粉をこね、〔饸饹hele床子(箱の底板に小さな穴をあけたもの)〕から煮立ってい
おみやげ
濰坊凧
2006年5月、濰坊凧は国家無形文化財に登録された。濰坊は世界凧文化交流の中心地であり、世界各国の人々から「凧の故郷」と称えられている。