元宵節は何をする 一緒にチェックしましょう

元宵節は何をする 一緒にチェックしましょう

2021-02-26 09:15:24

【編集: HAIWAI 2021/02/26】


 今日は旧暦の正月十五日で、中国の重要な伝統的な祭日です。
 昔から色とりどりの提灯で飾られた通りには獅子舞、龍の舞、高足踊りなどたくさんの出し物があります。
 また、「提灯クイズ」あて、家族が揃ってみなでご馳走や“元宵”というお団子を食べるなど、元宵節にはいろいろな風習があります。

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图1)

元宵節の由来

 

古書に、この一日を「上元」といい、その夜を「元夜」「元宵」と称したとあり、元宵節の名はこんにちまでずっと用いられています。

この春節後の最初の満月の夜に、家々では身内の者が団らんして、共に佳節を祝います。この夜に、灯篭を飾って見物する風習があるので、この日を灯節(灯篭祭)ともいいます。

元宵節の歴史は長く、早くも戦国時代に、正月十五日に灯篭見物をしたり、お月見をする風習がありました。

最初は太陽神を祭るためで、当時この太陽神を「東皇太一」あるいは「東君」と称しました。元宵節が民間の祭日になったのは漢の時代です。漢の恵帝劉盈の死後に呂后が帝位を奪いましたが、呂后の死後、一心に漢朝を保とうとしていた周勃や陳平たちは、協力して呂の一族を一掃し、劉恒を皇帝にしました。これが漢の文帝で、文帝は群臣の建議をいれて、難民を救済し、心をくだいて国を治めたため、漢帝国はふたたび強大になりました。呂の一族を平らげたのが、ちょうど正月の十五日だったので、毎年この夜に、文帝はおしのびで宮廷からぬけだし、民といっしょに楽しんで記念としたのです。古代に夜を宵といい、正月を元月といったので、漢の文帝はこれにちなんで正月十五日を元宵節と名づけたと言われています。

隋、唐、宋と時代が下るとともにさらに大きな行事になり、町のあちこちに火をともした提灯が飾られるようになりました。そこで元宵節のことを“灯节 dengjie”とも言うようになり、海外では「ランタンフェスティバル」として知られています。

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图2)



また、元宵節にはいろいろな風習があります。例えば:「元宵の団子」を食べること、提灯祭り、獅子踊り、龍踊り、クイズ当てなどがあります。


元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图3)


元宵節の風習

 

 「元宵の団子」を食べる

 元宵節の日に食べるお団子に「元宵」というものがありますが、これは普通のお団子ではありません。普通のお団子は粉をこねて作りますが、元宵はもち米粉の入ったざるにゴマ餡や小豆餡、ピーナッツ餡など核になるものを入れ、ざるを揺すって餡を転がし粉をまぶしていきます。これをゆで浮き上がってきたら出来上がりです。食べればわかりますが、日本で食べる白玉団子などとは舌ざわりがまったく違い、まるで繭(まゆ)を食べているかのようで舌先でとろけていきます。


 元宵節の夜、北京のレストランで初めて元宵を食べた時のそのとろける舌ざわりと中から出てきた黒ゴマ餡の美味しさは忘れられません。今は元宵節以外でも食べられると思いますのでぜひお試しを。ちなみにこのお団子を中国の北方では“元宵”と言いますが、南方や台湾では“汤圆 tāngyuán”と言っています。

 元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图4)

提灯祭り

 元宵節の最も重要な行事は提灯祭りを行い、様々な灯篭を観賞することです。かつて女性が夜外を歩くことが禁じられていた時代、このお祭りの日は男女とも朝まで歩きまわることが許されて、一年の中で限られた男女がデートできる日なのです。色とりどりの提灯で飾られた通りには獅子舞やら龍の舞やら高足踊りやらたくさんの出し物もあって、さながら現代のカーニバルのようだったと言われます。

 中国語には、四字成語の“火树银 huǒ shù yín huā”がありますが、これは「花火や灯火がまばゆく輝くさま」という意味です。“火”は「灯火を提げた木」、“花”は「銀色の光を放つ灯火」。この成語は唐詩『正月十五』から取られています


元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图5)元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图6)


クイズ当て!

 元宵節は様々な提灯を鑑賞する習慣があります。もう一つのテーマ―は「提灯謎々当て」です。昔は、提灯一つ一つに謎々が書かれていました。誰でも自由に参加できます。当てると、賞品が貰えたりできるほか、普段から身につけた自分の学識を人の前で披露できる良い機会でもあるため、大人気です。多くは文字クイズであるため、言語力や文学知識がないと、なかなか解けません。現在もその風習が残っていますが、提灯に直接書くほか、専門の謎々用紙に書くこともあり、その楽しさは今変わっていません。


それでは、一緒に当ててみましょう。

クイズ:単騎千里を走る(一文字を当てる)

(答えは文章の最後に)


撮影:王順成 (青島市中国民俗撮影協会副会長)


青島市台東歩行街の祭り様子をお届けします。

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图7)

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图8)

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图9)

元宵節 一緒に謎々を解けましょう(图10)


答え: 奇

解:単騎は一匹の馬の意味も表す。馬が走って行ったので、残りは文字「奇」になる。



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