小満 豊作を祈りましょう

小満 豊作を祈りましょう

2021-05-21 09:27:05

【編集:HAIWAI 2021/05/21】

  小満は二十四節気の1つで、夏の2番目の節気です。小満は、夏季に熟成する作物が実り始め、但しまだ熟成してはいないという意味です。小満で、大満に至らず。

 小満の日は毎年少しずれています。520日から22日のいずれかにあたります。

 

 小満の期間の七十二候は以下の通り。

 

初候

蚕起食桑(かいこ おこって くわを くらう) : 蚕が桑を盛んに食べ始める(日本)

苦菜秀(くさい ひいず) : 苦菜がよく茂る(中国)

 

次候

紅花栄(こうか さかう) : 紅花が盛んに咲く(日本)

靡草死(びそう かる) : 薺など田に生える草が枯れる(中国)

 

末候

麦秋至(ばくしゅう いたる) : 麦が熟し麦秋となる(日本)

小暑至(しょうしょ いたる) : ようやく暑さが加わり始める(中国)

 

 小満になると、中国の北方地域の麦類が実り始め、南方は雨季を迎え、降水が増加します。中国の南方には、「小満大満江河満」の諺があります。小満になって、降水が増えたにも関わらず、川の水が漲っていなければ干ばつになる恐れがあるという意味です。

また、長江中下流地域に、「小満降らず、黄梅少ない」、「小満無雨、芒種無水」。黄河中下流に、「小満未満、麦危険」などの言い伝えがあります。古代から、小満に雨が降るかどうかが、凶作と豊作の兆しとされています。

 

 

飲食習慣:

小満の日に、苦菜を食べる習慣があります。苦菜は中国人が最も早く食べる山菜の一つで、【周書】、【詩経】などの古籍に記載がありました。苦菜は人体が必要とする多種のビタミンが含まれています。苦菜は、清熱、涼血、解毒の効果があり、漢方薬としても使われています。

小満 麦が実り始める(图1)小満 麦が実り始める(图2)

 

小満の民俗:

 

水車神を祭る

 

 小満は降水が増え、麦が実り始める時期で、水車が一番働く時期にもなります。中国の一部の農村には、小満の日に、水車の神を祭る習慣があります。今年の豊作や豊かな降水を願います。

小満 麦が実り始める(图3)小満 麦が実り始める(图4)

 

蚕の神を祭る

 小満は蚕の神が誕生した日とされています。江蘇省や浙江省には、小満に「祈蚕節」があります。中国の南方はシルクの名産地で、蚕の養殖が盛んに行なわれてきました。蚕の養殖は天候に影響されやすく、気温、湿度、桑の葉の温度、湿度なども蚕の生存に関わってきます。この日に蚕の神を祭り、今年の蚕養殖が「豊作」となるよう祈ります。

小満 麦が実り始める(图5)小満 麦が実り始める(图6)

 



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